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台湾と中国の矛盾・台湾航空機の中国領空通過認める - 台湾コラム37 - 

 今年の旧正月(中国文化圏の正月)に、台湾⇔中国の直行便があったことから、規制緩和が続く台湾・中国間の空の問題が少し解決に進んだようです。

 今までは、台湾の航空会社は、ヨーロッパ線は、北周り、つまり中国上空を通過して行く方法が早いのですが、それは出来なく、アジア南のバンコク辺りやロシア方面に迂回して行く方法しかありませんでした。それに対して、昨今の原油値上がりを受けて、先月中旬に台湾の航空会社2社が、中国側に、中国領空を通過申請をしていて、本日、中国側に受け入れられたようです。実際には、今まで何度も申請があったことで、中国領空を通過することで、約1時間程欧州行きが短縮されるようです。

 このこと意外にも、台湾⇔中国の直行便を恒常化させようという動きもあり、ますます台湾と中国の関係が良くなっていく様に傍からみると思えます。中国にとっては、台湾からのビジネスや観光のメリットは日本以上に期待するところなので、良いことは多そうですが、残念ながら日本と同じように台湾でも中国人の密入国問題は、とても大きな問題なので、単純に喜べないでしょう。

 小ネタとして、台湾への中国からの密入国者は基本的に海から来るので、警察は、海岸線を警戒して見回りします。このとき初めは台湾人は全員が持ち歩いているIDをチェックしますが、以前は、それに加えて、台湾の総統は誰かとか、国歌などを確認していたが、だんだんそういったことが密入国者にも伝わってしまったので、最近では、台湾で今流行っているドラマは何かと言ったようなことを確認するようです。ほとんどが売春目的の女性が多いようで、その女性の外見のレベルが近年下がっているようだということも現地では囁かれているそうです。ちなみにこういって海を渡ってくる人々は随分な貧困状態で、台湾の刑務所に入ったら、刑務所での生活の方が食べることが出来てマシだといった極限状態にもあるようです。中国は対外に対して余計なことをしたり、無駄な軍備をしたりしているようですが、その極端な貧富の差に目を向けることが大事なのではないでしょうか。

 ところで、矛盾と題名にありますが、中国は、台湾を一国として認めずに、更に台湾省という形で台湾は中国の一部と考えているのに、今まで飛べなかったっていうのは大きな矛盾じゃあないでしょうか。何か気に食わないことがあって、うっかり打ち落とされない事を願うだけです。

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