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鶏籠中元祭 in 基隆 - 台湾コラム34 - 

 8/4〜9/4まで、台湾の基隆で鶏籠中元祭が行われています。以前紹介しました鬼門が開いたこの台湾のお盆の時期に地獄の門が開くことによって、地上(現世)にいらっしゃる亡者を弔う一連のお祭りというか儀式が、この鶏籠中元祭です。

 鶏籠は、基隆の昔の地名で、かれこれ150年の歴史を持つこのイベントは、亡者になった無縁仏を供養する台湾最大の祭典です。このイベントでは供養等を行うと同時に香や供物をすることによって、悔い改めるということも行われます。元々この基隆に移住が始まった頃は、大陸の福建省の各地から来た人々がその出身地の違い等から争いが絶えなかったため死者まで出すような衝突が起きていたそうです。そしてもちろんそのような状態では基隆(当時は鶏籠)の発展の妨げになるということで、旧暦の7/15にお祭りを行って、仲良くしましょうよということで、基隆人の団結を誓う祭りの意味も持っています。

 一ヶ月に及ぶこのイベントは、鬼門を開く儀式で始まり、基隆の同姓から形成される団体(謝、林、陳、何、江、鄭、呉、頼、許、張、劉、李、郭、黄さん一族といった形)が毎年順番で担当してイベントを行うそうです。イベントのクライマックスは、既に過ぎてしまいましたが、旧暦の7/14(今年は、8/19)に行われる灯篭流しや山車のパレードです。この山車などのパレードは、上の同姓一族の一年に一度のどれが目立つか対決もあり、見所にもなっています。写真の寺院のようなドが付くほど派手なものが見れるのでしょう。台湾人はああいった電飾イルミネーションが好きで、看板とかも派手なものがとてもよく見られ、逆にどれも派手すぎてどれも目立っていないという景色があります。

 この台湾最大の中元祭を行うということで、基隆も観光地の仲間入りをしたのですが、台北から電車で40分程の普段の基隆は、静かな港町です。中元祭が歴史を持つように、100年以上前から歴史を持つという、廟口夜市も見所になっています。港町ということもあって海鮮料理が人気のようです。夜市の後には、静かな港で船や海を眺めると雰囲気があって良いかもしれません。

 前回は、昼間に行ったので、静かな基隆しか見れませんでしたが、台北の士林夜市と並ぶほどの規模という夜市とかを見てみたくなりました。

 参考サイト : 鶏籠中元祭(中文・英語・日本語)

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